血液サラサラにはアスピリンが効く

アスピリンは19世紀にドイツで開発された歴史のある医薬品です。
医療機関で処方されるアスピリンと市販薬としてのアスピリンのふたつの形態があり、市販薬としてのアスピリンには解熱作用・鎮痛作用・抗炎症作用が効能としてうたわれています

 

一方、処方薬としてのアスピリンには抗血栓作用を目的として用いられています。市販薬との違いは低用量である点です。
低用量のアスピリンの効能とは、血液をサラサラにするものです。
アスピリンの持つ血小板の働きをおさえて、血液が固まるのを防ぐ作用を利用したものです。
血小板は血液中にある成分のひとつで、外傷で血管から出血したときに止血する働きをします。血小板が減少すると出血が止まりづらくなります。
外傷から身を守る血小板ですが、逆に増加すると血液がドロドロの状態になり血管の中で流れにくくなったり血栓という血の塊が出来やすくなったりします。
血栓は動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞といった重篤な症状を引き起こす原因となります。
アスピリンはこの血栓が作られるのを防ぐ働きをするのです。

 

アスピリンの持つ抗血栓作用は抗血小板薬としてだけでなく、他の病気にも応用されています。
血液サラサラに貢献するたけでないアスピリンの効能として、大腸がんの予防があげられています。
アメリカではアスピリンの日常的な服用がなかば習慣化されており、低用量アスピリンを長期的に服用するとガンの発症リスクを減少させる、という報告が2016年にありました。
日本ではその因果関係が証明されていませんが、アスピリンの持つ血液サラサラ効果以外の一面として今後の研究が待たれます。

 

血液サラサラ効果のあるアスピリンですが、一方で副作用にも注意が必要です。
消化管潰瘍・胃腸出血では、血便や胃痛、腹痛を伴う事があります。
アスピリンは血小板の働きを抑えるので、重い血液成分の異常による発熱、喉の痛みや口内炎、身体のだるさ、皮下出血(青あざなど)や鼻血、歯肉出血などの出血傾向が現れたら必ず専門医の診断を受けましょう。その際、アスピリンを服用している事、服用量、期間など必要な情報を専門医に伝えるようにして下さい。
医師から処方される薬との複合作用を防ぐためです。

 

血液サラサラと処方薬アスピリンの関係についてご紹介しました。
市販のアスピリンとの違いを理解したうえで医師と相談のうえ、処方薬のアスピリンを正しく利用しましょう。

 

 

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